元銀行員ブロガーのカズです。
今週はFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長が、政策金利について「中立レンジをわずかに下回る」という発言をしました。
これは2018年10月に「中立まで長い道のりがある」という発言とは真逆の発言になるので、株式市場は好感したようです。
参考:パウエルFRB議長は株式相場を下支えしたのか-ウォール街の見方 - Bloomberg
一般的に国の長期金利が上がると、株価は下がり、その逆もまた然りです。
今回この金利を下げる意向を示したので、株価は逆に上がった形になります。
この発言を受けて、米国の株式を中心に買いが戻り、私の保有している銘柄で一番含み損を出している「トライオートETF」も少し戻ってきました。
今週の総括は下記のようになります。
それでは個別に見ていきましょう!
- 【トライオートETF】ナスダック上昇で含み損が減りました
- 【スワップ運用】南アフリカランドが相変わらず好調です
- 【FTSE100】軟調な動きが先週から続いています
- 【ウェルスナビ】株価上昇で含み損が減ってきています
- 12月第1週運用報告まとめ
【トライオートETF】ナスダック上昇で含み損が減りました
今週のトライオートETFの利益は0円でした。
株価が全体的に上がっており、私が投資をしている「ナスダック100」も上昇しました。
含み損がなくなるのはもう少し先になるかと思いますが、気長に待とうと思います!
トライオートETFの「ナスダック100トリプルシリーズ」は利益率も凄いですが、その分暴落するときには一気に含み損が増えてしまいます。
なので、トライオートETFを運用するときは、
- 短期運用を心がける
- 稼働させるタイミングを見極める
- 損切りポイントも設定する
この3点をしっかり守って運用するようにしてください!
参考:相場暴落で見えた「ナスダック100トリプル」運用の反省点をまとめてみた
【スワップ運用】南アフリカランドが相変わらず好調です
今週のスワップ運用の利益は539円でした!
先週、南アフリカの政策金利が引き上げられたことを受けて相場が上昇したことで、今週も堅実な動きとなっていました。
南アフリカランドはスワップポイントも高く、しっかり良い時期に仕込めれば、大きなパフォーマンスを出してくれます。
参考:南アフリカランド1万通貨を低レバレッジ運用するための資金はいくら?
メキシコペソは、先週からイマイチ方向感の掴めない動きとなっています。
直近はアメリカ、カナダとの新しい貿易協定がどうなるかで、大きく相場が変わる可能性があります。
上がったら、そのまま放置し、下がったら、また仕込もうと考えています。
メキシコペソは新興国通貨の中でも格付けが一番高く、将来性も見込めるので、これからも運用資金を投入していくつもりです。
参考:メキシコペソを10万円の資金で運用するとどれくらいの利益が望めるか?
【FTSE100】軟調な動きが先週から続いています
今週のFTSE100の利益は-111円でした。
先週からあまり良い動きを見せていませんが、配当は着実に積み上がってきているので問題ないです。
FTSE100はイギリスの株価指数で、右肩上がりの指数になります。
「くりっく株365」で買う場合はインデックス投資を行いながら、配当も受け取ることができるので、配当収入を得たいと考えている人にはとてもオススメできる運用先です。
参考:【配当利回りが違う?】私が個別株ではなく”FTSE100”を運用する理由
資金にレバレッジをかけて、配当利回りで12%以上のパフォーマンスを出せる商品なので、ぜひ取り入れてみてください!
【ウェルスナビ】株価上昇で含み損が減ってきています
今週のウェルスナビの含み損益は-3114円でした。
株価が上昇したことで含み損がだいぶなくなってきました。
基本的には買ってほったらかすだけなので、このままほったらかしでいこうと思います。
投資初心者の人が、投資の感覚を掴むのにウェルスナビを使うのはとても良いと思っています!
10万円から投資可能なので、全く資産運用をやったことがない人は、「ウェルスナビ」から始めると良いでしょう。
参考:CMで話題のウェルスナビの運用開始!登録方法を事細かく説明します
12月第1週運用報告まとめ
今週末、G20がアルゼンチンで開かれ、そこでアメリカと中国の貿易摩擦に関する話し合いが行われました。
内容としては、一旦は関税25%への引き上げ措置を見送る方向で決定されました。
なので、来週は相場が上がる可能性は高くなると思いますが、先週からの相場の上げはこのことを織り込んでいる可能性もあります。
さらに、一旦見送るとしただけで根本的な解決には向かっていないので、今後も相場が安定しない可能性の方が高いと私は思っています。
本格的にポジションを取りにいくには、まだ早すぎると考えているので、これから資産運用を始めようと考えている人は、身軽なポジションだけ取るようにしましょう!