銀行員時代に同僚で投資信託を買ってた人ほぼ0だった話

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元銀行員ブロガーのカズ(@kazutano22)です!

少し前に銀行で投資信託を買った46%の個人が「損」をしていた。という記事がバズっていました。

元記事↓

銀行の投資信託、46%の個人が「損」 金融庁問題提起:朝日新聞デジタル

 

この記事を見たときの私の感想は、

「あー、まあそうだろうな・・」 

という感じでした。

私が勤めていた時が、リーマンショックの少し後くらいだったので市場は冷え切ってました。

ただ、手数料を稼ぐために商品は売らなくちゃいけない。

銀行という看板を使って、リスクの高い商品を売りさばくのが嫌になっている人も何人もいました。(私もその1人でした・・)

 

今回はそんな当時を振り返りながら、どのような実態だったかを書いていきたいと思います!

 

銀行の投資信託は自分だったら絶対買わないって思ってた

タイトルの通りなのですが、同僚で銀行で売っている投資信託を買っている人はほぼゼロでした。

さらに言うと、私自身も「こんな商品怖くて買えない」って思ってました。

銀行の商品を買いたくない理由は以下の通りです。

  1. 手数料が3〜5%かかる
  2. 信託報酬高い
  3. 毎月分配型のカラクリ

①手数料が3〜5%かかる

銀行の店頭で投資信託を買うと、売買手数料だけで3〜5%くらい平均でかかります。

これ本当に恐ろしかったです。

1000万円買ったら、30万円〜50万円が銀行の収入になります。

「いや、取りすぎでしょ!」

って普通に思ってました。

ネット証券で買えば、ほぼかからない所がほとんどです。

②信託報酬が高い

信託報酬とは、その投資信託を運営している会社に払う手数料のようなもので、年に1回徴収されます。

これが、年率1.5%平均くらいでかかっていたので、これも利益を減らす要因になります。

この信託報酬に関しても、ネット証券で売っているような投資信託であれば、0.2〜0.3%くらいなので、この点においてもネット証券で買ったほうがいいです。

③よく売れていた毎月分配型のカラクリとは?

今も売れ続けている投資信託で、毎月分配金が振り込まれるという商品があります。

その商品は、毎月そのファンドから生まれた利益の決まった額を、銀行口座に振り込んでくれるという夢のような商品です。 

私が勤めていた時によく売れていた商品だと、1000万円分くらい買うと、毎月5万円くらい振り込まれていました。

「え、それって年率6%のいい商品じゃん!」

 いえ、これにはカラクリがあるのです。

 

実は、毎月の分配金には運用している資金自体を取り崩したものも含まれていることがあるのです。

もちろん利益から出ている部分もあるのですが、運用資金自体から取り崩されているものも含まれているのです。

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上のグラフの%は適当な数字を当てただけなのですが、運用資金から取り崩したお金が含まれていることは、間違いありません。

ファンドの説明文に、小さく書かれていますから(笑)

要するに、分配金の水増しをして、さも利益がとても出ているように見せかけているのです。

それって、ただ預けているお金を分配金として口座に戻してもらっているだけなので、何の意味もないですよね。

 

銀行員は運用のプロではない

元も子もないですが、銀行員は運用に関してはほぼ素人ばかりです。

みんな、仕事だからしょうがなく運用商品を売っているだけです。

私は、大学生時代に株式投資を自分でやっていましたし、勉強もそれなりにしていました。

ただ、銀行員時代の同僚で、「自分自身で運用している」という人は、1割もいませんでした。

(そもそも銀行員は運用商品を買うのに、会社の許可がいる場合が多いので、そもそも運用をしづらい)

でも、商品は売らなくてはならないので、しょうがなく商品やセールストークの勉強はするという感じの人が多かったです。

そうなんです。

銀行員も所詮は、営業員なのです。

ちなみに、私は銀行の商品の勉強をすればするほど、「こんなの売りたくない」ってなってました(笑)

ネット証券の手数料などを知っている私からしたら、「銀行で買わずにネット証券で買ったほうがいいですよ」と勧めたくなるほどでした。

ある意味、私が銀行員を辞めた理由は、”勧めたくない商品を売らなくてはならないストレス”が原因だったかもしれません。

 

銀行員から運用商品は買うな!

「口座に寝かしておくくらいなら運用しませんか?」

この言葉は、私が銀行員時代にすごく使っていた言葉です。

あなたももし口座に資金が1000万円以上あるなら、このような電話が銀行からかかってくることもあるかもしれません。

ただその言葉を鵜呑みにして、勧めてくる商品をただ買うのだけは絶対やめたほうがいいです。

銀行の投資商品はとにかく手数料が高くて、利益を出しにくいものがほとんどです。

それだったら今の時代、手数料も低くて利益率がいいものはたくさんあります。

なので、くれぐれも銀行員からの甘い誘いにはご注意ください!

 

すごく銀行ディスな記事になってしまいましたが、ご勘弁ください(笑)