くりっく株365やFXの長期投資でもリスクヘッジの売りで入る準備は必要!

元銀行員ブロガーのカズです!

私はこのブログを通して、「リーマンショック級の暴落に耐えれるような資金を口座に用意しておくことの重要性」をずっと訴えてきました。

特に、「FXのスワップ運用」や「くりっく株365」はCFD(差金決済取引)なので、暴落時に耐えれる資金が口座に入っていないと、ロスカットが発生してしまいます。

普通の投資信託や個別株なら、塩漬けになるだけで済みます。

 

長期投資のために5年以上かけて運用していた資金が、たった一回の暴落でロスカット!みたいことになったら目も当てられません。

その対策のためにも、余裕資金を口座に入れよう!ということを訴えてきたわけです。

 

ただ最近は、より積極的にリスクをヘッジするのであれば、売りポジションを持つ準備も必要なのではないかと考えています。

CFDの良いところは、買いポジションを少額で取れることと同時に、売りポジションも取ることが出来る点です。

今回の記事では、私の「CFDの長期投資に対するリスクヘッジの考え方」を書いていきます。

 

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くりっく株365やFXは買いポジションのことばかりが語られがち

「くりっく株365」や「FXにおけるスワップ運用」を説明しているブログでは、基本買いポジションを持って長期投資をすることばかりが語られがちです。

私も今まではそうでしたが…(笑)

 

ただ、買いポジションだけでは相場が上昇しているときは上手くいきますが、下落している時にはひたすら含み損が増えるばかりで、長期投資をしていても負ける可能性も出てきます。

なぜなら、配当でもらえる利益よりも、レバレッジをかけた為替(価格)による値動きの方が大きいからです。

 

実際にくりっく株365とFXの取引画面を見てみる

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上がくりっく株365の「FTSE100」の画面、下がFXの「南アフリカランド」の画面になります!

 

私は2018年7月から運用しており、2ヶ月後の含み損がそれぞれ-10550円、-10428円となっています。

見て欲しいのは、その隣のチャートです。 

下落幅はそこまで大きくないのに、これだけの含み損が出てしまう点に注目して欲しいです。 

 

それに対して、FTSE100の配当が5805円で、南アフリカランドのスワップポイントが3766円です。

まだ2ヶ月分しか積み上がっていないのでしょうがないですが、為替(価格)の変化の方が圧倒的に大きいことが分かって頂けると思います!

 

もっと大きな下落幅を見てみる

先ほどは、直近の2ヶ月の下落幅を見てもらいましたが、もう少し過去の下落も見てみましょう!

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左がFTSE100、右が南アフリカランドの月足チャートです。

それぞれ2018年の1〜2月ごろに大きな下落があったことが分かります。

 

例えば、それぞれが上のチャートで示した水準まで下がってしまった場合は、

  • FTSE100(1枚)・・・ -84400円
  • 南アフリカランド(3万通貨)・・・ -49620円

これだけの含み損が発生してしまいます。

まだこの水準では、私の資金設定ではロスカットは発生しませんが、大きな損が出ていることは間違いありません。 

 

ただこれが、10年前のリーマンショックレベルの暴落ですと、ロスカット手前までいき資金は大幅に削られることになります。

 

リーマン級の暴落の後の回復には数年かかる

「大幅に資金が削られたとしても、ロスカットさえしなければ、同じ水準まで回復するのを待ってればいいじゃないか!」

このような意見もあるかもしれませんが、 実際にFTSE100のチャートを見てみましょう。

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このチャートからも分かるように、リーマンショック級の暴落の後、相場が同じ水準まで回復するのには数年(5年ほど)を要します。

これはNYダウでも同じ年数がかかっています。

さらに、日経225に至っては2015年に同じ水準に戻ったので7年も年数がかかったことになります(^_^;)

 

これだけの時間が損失を取り戻すのにかかってしまうことは、大きな機会損失だと私は考えます。

 

暴落時の機会損失を減らすためにも売りでヘッジする

この暴落時の含み損を減らすために売りポジションを取りましょう!」というのが今回私が伝えたかったことです。

くりっく株365やFXは、せっかく売りでポジションを取れるのに、それを取らずにただ「ぼーっと」待ってるだけというのは思考停止もいいとこです。

 

ただ、これは買いポジションを解消するということではありません。

買いポジションを保ちながら、売りポジションを並行して持つということです。

 

このような手法は、機関投資家などでは一般的に使われる手法であって、いわゆる「当たり前のこと」です。

ただ、あまりにもこの手法を説明している記事が資産運用ブロガー界隈に少なかったので、今回紹介させてもらいました。

 

インデックス投資などをしている人でも取れる手法です

これはFXやくりっく株365をやっている人だけが取れる手法というわけではありません。

普通に日経225やNYダウといった、ETFや投資信託を積み立てている人でも取れる手法です。

 

普段日経平均に連動した投資信託や日系個別株を積み立てている人でしたら、リーマン級の暴落が来た時にはくりっく株365で「日経225」を売りでポジションを取る。

この売りポジションを持つことで、今までの積み立てた分を直接売ることなく、含み損を軽減することができます。

 

この機会を最初から放棄しているのは、とても勿体無いことだと私は考えています。

 

少し古い記事ですが、私と同じ説明をしている記事のリンクを貼っておきます。

深野康彦氏 CFDのメリットはリスクヘッジとスペキュレーションの両方ができること - インタビュー - FX・CFD - K-ZONE money(ケイゾンマネー)

 

長期投資のリスクヘッジまとめ

長期投資というのは、とても強い武器であると同時に、当然デメリットもあります。

世界経済は基本的には右肩上がりなので、長期で買っていれば負けることはほとんどないでしょう。

 

ただ、10年に1度は暴落が来ると言われているのも事実で、実際2018年はリーマンショックからちょうど10年の年です。

この時に、そのまま買いポジションだけを持っているのは、とても勿体無いです。

せっかくCFD商品(FXやくりっく株365)が個人でも売買ができて、売りポジションも持てるのに、それを取り入れないのは大きな機会損失です。

 

2018年9月現在、今すぐ売りポジションを取れと言う訳ではありません。

いつ暴落が来ても良いように、売りポジションを取れるだけの資金と知識を持っておいてください!というのが私の意見です。

 

少しでも今回の記事が皆さんの資産運用の参考になれば幸いです(^^)

 

そもそもCFD商品の長期投資は、余裕のある資金で行うのが絶対条件です。

そのための記事をたくさん買いているので、ぜひ参考にしてみてください!