FXの証拠金取引の仕組みよりも”いくら取引したか”を把握しよう!

 元銀行員ブロガーのカズです。

 

FXやくりっく株365といった、CFD商品(差金決済取引、証拠金取引)について勉強するときに(普通の人は勉強しない笑)、「レバレッジは○倍にしましょう!」とか書いてあるのをよく見ます。

 

私がFXをやり始めた時は、「いやそのレバレッジってどこで調整するねん!」ってよく思っていました。

いざFXの口座を開いても、レバレッジを調整する項目はないし、ちんぷんかんぷんです。

 

FXなどのCFD商品に慣れしたんでいる人からすれば、”レバレッジは口座に入れる現金の量で調整する”というのは至極当たり前の話かもしれません。

 

ただ、全くの初心者の私は、そもそも1Lotを買いポジションで入ることで、「いくらの取引をしたのか?」ということもロクに分かっていませんでした。

 

そこで今回の記事では、初歩中の初歩。

「自分がいくらの取引をしたのか把握しよう!」というテーマで解説していきます!

 

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FXにおける1Lotとは1万通貨のことである 

もはや答えは出てしまいましたが、「1万通貨」って何か聞き慣れないと思うので、もっと具体的な数字にしていきます。

※ちなみにFX会社によっては、1Lot=1000通貨としているところもあります。

 

今回は、ポピュラーな通貨である、「ドル円」「ユーロ円」、スワップ運用で人気の「豪ドル円」「南アフリカランド円」「メキシコペソ円」を1万通貨(1Lot)取引することは、日本円にしていくらの取引になるのかを解説します。

まとめると、下記のような表になります。

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 (※2018年10月23日の価格を採用しているので現在の価格とは異なります)

 

この表から分かるように、何気に米ドルを1Lot取引すると112万円ものお金を取引することになるのです!

しかもレバレッジが勝手に25倍かかっているので、112万÷25=44800円でその額の取引ができてしまいます。

 

45000円くらいの資金で、100万円以上の取引をするって普通に怖くないですか?

(私はFXの仕組み自体を否定しているのではなく、この取引している額をちゃんと知りましょうと注意喚起しています!)

 

FXで注文する時は1Lotで最初設定されていることが多い 

 下記のFXの取引画面は「DMM FX 」と「みんなのFX(トレイダーズ証券)」の画面になるのですが、どちらも取引数は初めは1Lotに設定されています。

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(何度も言いますが、この仕様自体は何も問題なくて、我々使う側がどんな取引をすることになるのかしっかり把握しましょうと言いたいだけです)

 

つまりてきとうに、10万円を口座に入れて、「とりあえず米ドルを1Lot(1万通貨)買ってみよ」と取引を開始すると、100万円以上の取引をしたことになるのです。

 

重要なのは、25倍のレバレッジを自分でツマミなどで調整できないことです。

 

「10万円を口座に入れて、レバレッジ2倍で20万円分の米ドルを買おう」ということは、取引画面では調整できないのです。

レバレッジを2倍にするには、米ドル1Lot分(1万通貨)=112万円の半分である、56万円を口座に入れることで調整できるのです。

 

これは、FX会社が最低取引単位を設定している(大抵1万通貨)ことに起因しています。

 

ただし今までは最低取引単位を1Lot(1万通貨)としているところが多かったのですが、最近は最低取引単位を0.1Lot(1000通貨)としてるところも多いです。

 

なので、米ドル0.1Lot(1000通貨)=11.2万円となるので、10万円を口座に入れておけば、レバレッジをほぼ1倍で運用することができます!

 

つまり自分が「いくら取引することになるか」を把握することがとても重要ということです。

 

CFD商品ならどのようなものでも当てはめれる

この取引単位を把握するという考え方は、どのようなCFD商品(証拠金取引)にも当てはめれます。

 

私がFX以外に運用している「くりっく株365」もFXと同じく、CFD商品になります。

くりっく株365における取引単位は、1枚につき100単位なので、100倍すればいくら取引したかを把握できます。

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例えば、日経225を1枚取引することは、22025円の日経225を100単位取引することになるので、

22025円×100=2202500円

約220万円の取引をすることになります。

 

このように、いくら取引することになるかを把握できれば、グッとCFD商品が馴染みやすい運用商品になると思います!

実際私もこの考え方を身につけてからは、FXやくりっく株365の運用が楽しいものになりました!

 

FXの取引単位まとめ

FXなどのCFD商品(証拠金取引)の強みは、レバレッジをかけて「少額でも大きな取引ができる点」にあります。

 

逆に現物取引である株式投資の場合の例を挙げると、例えばディズニーランドの運営会社で有名な「オリエンタルランド」を買うとします。

現在(2018年10月23日)の価格で、「10530」で、最低取引単位が100単位からなので、最低でも105万円が必ず必要になります。

 

それに対して、FXで105万円相当の通貨を買うには、105万÷25=42000円用意すれば取引可能です。

 

「ただ105万円の取引に42000円で取引をするのは、流石に怖いから口座には30万円入れておこう」とすれば、リスクはかなり軽減できますよね!

このように、自分でリスク管理をするためにも、”自分がどれだけの取引をしているか”を把握することが、どれだけ大事かということです。

 

これからFXなどのCFD商品をしてみようと考えている方は、今回紹介した考えをしっかり頭に入れて取引するようにしてください! 

 

低レバレッジで各種運用商品をなるべく安全に運用するための考え方について解説した記事もあるので、練習がてら合わせて読んでみてください。