FXで儲けるってどういう仕組み?元銀行員が小学生にも分かるよう解説

元銀行員ブロガーのカズです。

 

「FXって聞いたことあるけど、そもそもどういう仕組みか分からない…」

このような方は、実際世の中にはたくさんいます。

 

今回の記事では、

  • FXってそもそもどういう仕組みなのか?
  • FXで儲けるってどういうことなのか?

この2点に絞って解説していきます。

 

ただ、FX業界で使われる言葉は普段聞きなれない言葉ばかりなので、”小学生でも理解できるような”言葉に変換して、解説していきます。

 

FXは危険なイメージばかりが先行してしまっていますが、適切な使い方をすれば、堅実にお金を運用していけるので、ぜひ勉強していってください!

 

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FXの概要編:どういう取引をするモノなの?

結論から言うと、FXとは「持っている資金の25倍までの外国の通貨を買ったり売ったり(交換)できる取引」のことを指します。

 

そもそもFXは(Foreign eXchange)の略で、日本語にすると「外国為替証拠金取引」となります。

このままだと分かりづらいので、「外国為替+証拠金取引」に分けます。

 

外国為替は、分かりやすく言うと異なる通貨(円やドルなど)を交換することを指します。

例えば、ハワイに旅行に行くときに円をドルに変える行為も外国為替です。

 

そして証拠金取引とは、先ほど説明した「25倍まで買ったり売ったりできる取引」のことです。

これをFXの業界用語でレバレッジをかけると言います。

 

簡単な例を挙げると、今1ドル=100円として、現物取引の場合は1万ドルを買うには100万円を本来は用意しなくてはなりません。

ただし、FXでは25倍までの取引ができる(レバレッジをかけれる)ので、1万ドルを買うのに100万円の25分の1の4万円を用意できれば買えるということです。

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このように、レバレッジをかけて外国の通貨を取引するのがFXの取引です。

 

FXで儲けるってどういう仕組み?

先ほども書いたように、FXでは持っている資金の25倍までの取引(売買)ができます。

 

この取引で儲けるためには、2パターンの儲け方があります。

  • 安いときに買って、高いときに売る
  • 高いときに売って、低いときに買う

この2パターンです。

 

安いときに買って高いときに売る

これは想像しやすいと思います。

最近の米ドルと円の為替レートのチャートを例に挙げます!

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上記のようなチャートの時に、赤丸の安い時に買って、高くなった時に売れば4円分の利益が出ます。

 

ここで気をつけなくてはならないのが、FXでは最低1万通貨からの取引が一般的ということです。(1000通貨からのところも中にはあります)

米ドルの場合は、1万ドルからの取引ということです。

1万通貨のことを、1Lot(ロット)とも言いますので、覚えておきましょう。

 

なので上記のチャートのような取引ができた場合は、

  1. 1万ドル=110万円の時に買って
  2. 1万ドル=114万円の時に売ることができた

 ので、約4万円の利益を出すことができたことになります!

 

ちなみにこの取引には、

110万÷25=44000円あれば取引可能になります。

この金額で約4万円の利益を上げれれば、すごい利益率ですよね!

 

高い時に売って安い時に買う

これはあまり一般的な考え方ではないので、想像が難しいかもしれませんが、FXでは売りから取引を開始することができます。

先ほどと同じチャートで例を挙げます。

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上記のように、下がっている相場の時でも、売りから入って下がりきった時に取引を終えれば利益を出すことができます。

 

上記のような取引ができれば、

  1. 1万ドル=113万円の時に売って
  2. 1万ドル=110万円の時に取引を終えれば

約3万円の利益を出すことができます。

 

ちなみにこの取引には、

113万円÷25=45200円あれば取引可能です。

この資金で3万円の利益なら、こちらもものすごい利益率になります!

 

このようにFXで儲けるというのは、おおよそこの2パターンになります。

 

FX取引の注意点は?

FXにおける注意点は、先ほどから書いている「資金の25倍までの取引ができる」という点です。

これは少ない資金で大きな利益が狙えるというメリットでもあります。

ただ、逆に少ない資金で損失が出てしまうと、その損失分が用意した資金を超えてしまうというデメリットにもなります。

 

またチャートで例を出します。

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上記のように、112円で1万ドル買いで取引をスタートさせたとします。

その時に、最低口座に入れておかなければならない資金は、112万円÷25=44800円です。 

この資金だけ口座に入れて取引を開始したとします。

 

この場合、下落に耐えれる幅は、1120000円- 44800円=1075200円までです。

つまり、相場が1ドル=107.52になるまでしか口座資金44800円では耐えられません。

 

最初はいい調子で上昇していました。

ただその後、下落が始まりますが「またしばらく経てば上昇するでしょう」という考えで放置してしまいました。

その後、相場はさらに下落を続け、ついに1ドル=107.52のボーダーラインを超えてしまいロスカット(強制決済)されてしまい、口座の資金44800円全てを失ってしまいました。

 

ロスカット(強制決済)とは業界用語で、口座の資金がその取引を維持するのに足りなくて、丸々(もしくは少しマイナス)口座のお金を持っていかれることを指します。

 

これがFXにおける一番多い負けパターンです!

これは売りで取引で入って、相場が上昇してしまうという逆パターンでも当てはまります。

 

少ない資金で取引が出来てしまうので、口座に十分な資金を用意していないとロスカット(強制決済)が発生してしまう危険性があるということです。

 

ロスカットされないための対策は?

最低の資金以上のお金を口座に入れておくことです!

先ほどのチャートの例を出します。

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1ドル=112円で1万ドルの取引をするのには、44800円を口座に用意すればOKでしたが、この資金だとこの相場の時の底である1ドル=104.639を耐えられません。

 

この時の相場を耐えるのに必要な資金は、(112-104.639)×10000=73610円の資金があれば耐えれた計算になります。

 

つまりFX取引をするときは、自分が取引を開始する時にどれだけの下落(上昇(売りスタートの時))まで耐えれるかを想定して口座に資金を準備するかが重要になります。

 

例えば上記の取引の時に口座に50万円を用意しておけば、1ドル=62円(112−50)まで耐えれるので、よっぽどのことがない限りはロスカットされません。

 

FXの仕組みまとめ

今回FXで儲ける仕組みについて、ざっくり解説しましたが、おおよその概要を掴むことはできたでしょうか?

 

実際はもっと複雑な取引をすることが多いのですが、基本は今回解説したような取引をして儲けるような仕組みになっています。

 

私が、FXを始める前に一番知っておきたかったことは、

  • レバレッジは25倍までかけれる
  • FX取引は1万通貨からの取引が一般的(1Lot)
  • 口座にいくら用意するかで、ロスカットをするかどうかが決まる

この3点です。

今日説明した内容がわかりづらかった人も、この3点だけは頭に入れておくようにしておいてください!

 

ちなみに今回紹介した儲ける方法は、『裁量トレード』という方法です。

私は実際には『裁量トレード』はほぼ実践しておらず、FXの『スワップ運用』という方法をおこなっています。

 

裁量トレードが為替の価格差で儲ける手法(キャピタルゲイン)なのに対して、スワップ運用は、2つの通貨の金利差から生まれるスワップポイント(配当)で儲ける手法(インカムゲイン)です。

 

この手法に関しては、また別記事で解説します。

2018年10月22日追記

スワップポイントで(配当)で儲ける手法をアップロードしました!

ぜひ読んでみてください!

参考:FXで稼ぐ方法は為替差益だけではない!スワップ運用で配当利益を狙う