資産運用においてレバレッジはとても大切!リスク管理をした上で資金効率を上げる

元銀行員ブロガーのカズです。

 

資産運用を始めようと思って、最初に「パッと」思いつくのが株式投資などの”現物取引”だと思います。

 

現物取引とは、例えば10万円の株式をそのまま10万円の価格で買ったり売ったりする取引のことを言います。

それに対してレバレッジ取引とは、例えば10万円の運用商品を5万円で買ったり売ったりする取引のことを指します。

(この場合はレバレッジ2倍と言います)

 

「ん?そんなこと普通できないじゃん」

 

このように思ったかもしれませんが、資産運用の世界ではそのような取引が実際に可能な商品もあるのです!

そして、私はそのようなレバレッジをかけれる商品の運用も多く取り入れています

 

なぜ私が、普通の現物取引でなくレバレッジ商品を取り入れているのか、そしてそのリスク管理はどのようにすればいいのか、この2点に絞って今回の記事では解説していきます。

この記事でわかること
  • レバレッジをかけると資金の無駄がなくなる
  • ただしリスク管理はしっかりしないと痛い目を見る

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株式投資(現物取引)には資金の無駄があった?チャートを使ってお見せします

下記は、任天堂(7974)の過去12年くらいのチャートになります。

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これを見て分かるように、過去12年において一番任天堂の株が下落したのは、2012年ごろの「8720」ということがわかります。

ちなみに任天堂の株は、100単元から買えるので87.2万円まで下落したことがあるということです。

 

そして、現在の価格は約「35000」です。(2018年11月現在)

つまり任天堂の株を現在保有するためには最低でも「350万円」の現金が必要ということです。

 

ここで考えて欲しいのが、価格が過去12年で87.2万円までしか下落していないのに、350万円の資金を丸々用意する必要があるのかとういことです。

 

「8720」が実質底値(0)と捉えると、差額「26280(35000−8720)」が実際の価格となり、262.8万円の任天堂株を350万円で買っていることになります。

それはつまり「87.2万円分は資金の無駄が発生している」と捉えることができますよね。

 

これが現物取引における資金の無駄な部分です。

 

任天堂の株を買うのには262.8万円の資金しか用意したくない、というのが本音なところです。

しかし現実には350万円が必要なのです。

 

資金の無駄を取り払うことができるのがレバレッジの概念(信用取引) 

今から紹介するのが今回の記事の肝である、資金の無駄を取り払うことができる「レバレッジの概念」です!

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レバレッジというのは、実際の名前は「証拠金取引(差金決済取引)」と呼ぶのですが、今回はレバレッジ取引と呼びます。

 

こういった個別株でレバレッジ取引をするには、「信用取引」というのをおこなう必要があります。

信用取引というのは聞いたことがある人も多いかもしれないですね。

この信用取引も「レバレッジ取引」と呼ぶことができます。

 

株の信用取引では、口座に預けておいたお金の約3倍までの取引が可能です。

 

つまり任天堂の株が現在「350万円」なので、

350万円÷3=116.66(約116万円)

よって信用取引を使えば、証券口座に「116万円」を入れることで、「任天堂」の株を持つことができるということです!(350万円のものを116万円で買える)

 

先ほど上の説明で、「87.2万円は資金の無駄だから、差額の(350–87.2=)262.8万円で買える方法はないかな」と書きましたが、信用取引を使えば「262.8万円どころか116万円を用意」すれば任天堂株を買えてしまうのです。

これがレバレッジの魅力です!

 

ただし、レバレッジはメリットも多いですが、デメリットも当然あります。

 

レバレッジのデメリットは大きくマイナスが発生した場合は強制的に決済される点

レバレッジのデメリットは相場が悪化した時に塩漬けにできないことです。

 

塩漬けとは、株が買った時より大幅に下がってしまって、売るに売れない状態(大きく損をしてしまうから)のことを指します。

 

現物取引では、その取引を”自分で決済する”までは損益が確定しません。

しかしレバレッジ取引では、相場が悪化しすぎると、証券会社が独自のルールで”勝手に決済する”こと(ロスカットと言います)があります。

 

なのでレバレッジ取引では、相場が悪化した時に”いつ強制決済されるか”を事前に知っておき、それを見越した資金管理が重要になります!

 

実際に最大レバレッジだとどれだけ下がれば強制決済されるか検証してみる

これも先ほどのチャートの例で見てみましょう。

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例えば、今任天堂の株を信用取引の限界である3倍のレバレッジをかけて買うとします。

その場合は、証券口座に116万円の資金を入れることで、買うことができます。(今回は手数料などは無視します)

この資金のことを「保証金」と呼びます。

 

この時考えなくてはならないのが、「116万円の保証金だとどれだけの下落に耐えられるか」ということです。

 

証券会社によって、保証金の最低維持率というのが定められています。

その値は大体20〜30%なので、間をとって今回は25%で考えるとします。

 

350万円×25%=87.5万円

つまり、この額を保証金(116万円)が上回っている限りは強制決済されることはありません。

 

116万円の保証金が87.5万円まで下がるためには、相場が「(116−87.5=)28.5万円分」下落する必要があるので、350−28.5=321.5(=32150)まで下落すると強制決済されます。

これをチャートで見ると、下記のようになります。

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最大レバレッジをかけた状態だと、ほとんど下落に耐えられないことが分かります。

 

これだけを見るとレバレッジをかけた取引がとても危ない取引のように感じるかもしれません。

 

ただ本来の目的を忘れていませんか?

本来は資金の無駄である87.2万円を除いた額である、「262.8万円」で買えればOKということで、今回の記事はスタートしました。

 

それでは、262.8万円を口座に用意した状態だとどれだけの下落に耐えれるか見てみます。

 

リスク管理をした上でレバレッジをかけるとどれだけの下落に耐えられるか?

262.8万円だと最低証拠金である、 (350万円×25%=)87.5万円まではかなり余裕があります。

計算すると、

262.8−87.5=175.3万円(17530)の下落まで耐えられます。

 

これをチャートで見ると下記のようになります。

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これだけの余裕資金があれば、かなりの下落に耐えられて、ちょっとやそっとの下落ではビクともしないことが分かります。

 

つまり87.2万円を節約しながら、比較的安全に350万円の取引ができるということです!

そして余った87.2万円を別の投資に回せば、資金効率はなお良くなります。

 

このように、レバレッジを上手く使えば(リスク管理をしっかりすれば)、資金を効率良く運用できるのです!

 

株の信用取引ではレバレッジの倍率が低いので私は「くりっく株365」を利用しています

これまで説明した観点から、私は株の現物取引よりも”リスク管理をしっかり行った上で”レバレッジをかける取引を行っています。

 

ただし、株の信用取引では3倍までのレバレッジしかかけれないので、あまり投資効率がよくありません。

 

そこで、私が利用しているのが「日経225」や「NYダウ」といった株価指数に投資することができる「くりっく株365」という仕組みです。

 

「くりっく株365」では、株価指数に投資をしながら配当も受け取ることが可能で、レバレッジを上手く管理することで、配当利回りで12%を超える運用が可能になっています。

参考:【配当利回りが違う?】私が個別株ではなく”FTSE100”を運用する理由

 

資産運用におけるレバレッジ運用まとめ

「レバレッジをかけるって危険なんじゃないの?」

これは、私自身ずっと思ってきたことです。

 

ただし、自分自身でレバレッジ商品を運用し始めると、「逆に現物取引ってすごく無駄多いじゃん」って思うことが多々出てきました。

 

なので、この記事を読んだあなたも今回紹介した資金管理方法を上手く使って”リスク管理をした上で”レバレッジ取引に挑戦してみてください!

 

きっと成績は良くなると思います。