スワップ運用はスワップポイントより為替損益を気にして運用すべき?

元銀行員ブロガーのカズです。

「スワップ運用は毎日のスワップポイントを受け取れて、それを積み上げることで複利運用していきましょう」

このような謳い文句を聞いて、スワップ投資を始めた人も多いかもしれないです。

私もその一人です(笑)

 

ただ一つ気をつけてほしいことは、高スワップポイントに気を取られて「為替損益部分」に気が回っていない人も多いということです。

低レバレッジで運用すれば、低リスクで運用成績も悪くないスワップ運用ですが、為替損益次第では、投資自体に意味がなくなる可能性もあります。

 

今回の記事では、スワップ運用における為替損益がどれくらい重要なのかを解説していきます。

 

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高金利通貨のスワップポイントとレバレッジ2倍の年率を出してみる

高金利通貨の代名詞と言えば、「豪ドル」「南アフリカランド」「メキシコペソ」「トルコリラ」などがあります。

今回はこの4通貨のスワップポイントと、為替のボラティリティ(変化の度合い)を見てみましょう!

(※スワップポイントは、2018年10月のものを採用しています。10月時点でこれらの通貨でスワップポイントの高い「ヒロセ通商」「みんなのFX」を選んでいます)

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スワップポイントの比較表より、年間に受け取れるスワップポイントは、

  • 豪ドル・・・18250円
  • 南アフリカランド・・・7300円
  • メキシコペソ・・・5840円
  • トルコリラ・・・40150円

となります。

これは1万通貨当たりの年間のスワップポイントです。

 

これをだいたい2倍のレバレッジくらいで運用するのが、スワップ運用では多いのでその年率を出すと、上記の表の一番下のような結果になります。

確かにこの年率だけを見ると、とても美味しい投資に思えますよね!

 

高金利通貨の為替のボラティリティ(変化具合)を見てみる

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リーマンショック以後から約10年間、各通貨を1万通貨を「1番良いタイミングで買った場合」と、「1番悪いタイミングで買った場合」どれだけの為替損益が出ていたかの表が下記になります!

(青丸→1番良い、赤丸→1番悪い)

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 これをスワップポイントを含めた損益表に直すと、

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このような結果になります。

 

この結果から、いくらスワップ運用と言えども買うタイミングによってはマイナスが出るということが分かると思います!

つまり、FXにおける利益や損失の比重は、スワップポイントよりも為替損益に依存している部分が大きいのです!

 

今回私が伝えたかったのは、この「為替損益の部分」をあまり伝えないブログが見られるので、注意してくださいということです。

 

ちなみに買うタイミングと低レバレッジにさえ気をつければ、スワップ運用はとても良い投資方法だと個人的に思っています!

 

スワップ運用における為替損益まとめ 

今回解説させてもらった内容は、私もスワップ運用を始めた当初は正直考えたこともありませんでした(笑)

実際、取引を始めてみないと分からない部分もあると思います。

当ブログも、最初は”為替損益抜きで”スワップ運用を絶賛する記事をよく書いていました。

 

なので、この記事の内容がよく分からなかったという人は「スワップ運用は買うタイミングもすごく大事」ということだけ覚えておいてください!

 

ちなみに買うタイミングと同じくらい重要になるのが、低レバレッジで運用することです!

レバレッジに関しても解説した記事がございますので、合わせて読んでみてください!