ウェルスナビの構成内容でどの銘柄が過去一番数字を出しているか検証

元銀行員ブロガーのカズです!

 

私も現在運用を続けているウェルスナビ。

この商品は、複数の銘柄を個人のリスク性向に合わせて選んでくれるサービスになります!

 

下記が実際のウェルスナビの構成画面です。

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全くの投資初心者であるなら、1%の手数料を払ったとしてもリスク許容度に合わせて管理してくれるウェルスナビを利用しても良いと思います!

 

ただ、ある程度投資について勉強したなら、個別の銘柄で運用してみたくなるものです。

私も今現在は、ウェルスナビには追加投資はせずに個別の銘柄に投資をしたいと思っています。

 

そこで、今回の記事ではウェルスナビを構成している銘柄で、「過去から現在まで運用したとして一番成績の良い銘柄はどれなのか?」ということを検証したいと思います!

 

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この記事での結論

  • ウェルスナビの構成銘柄で一番の成長率があるのは米国株(VTI)
  • 日欧株(VEA)・新興国株(VWO)を含めるメリットは少ない

 

ウェルスナビの構成銘柄を簡単に解説

ウェルスナビは7つの銘柄で構成されています。

  • 米国株(VTI)
  • 日欧株(VEA)
  • 新興国株(VWO)
  • 米国債券(AGG)
  • 金(GLD)
  • 不動産(IYR)
  • 現金 

現金以外を下記で解説していきます!

 

米国株(VTI)とは?

正式名称は、「バンガード・トータル・ストックマーケットETF」です。

 

アメリカの主要株で構成されているETF(上場投資信託)で、アップル、マイクロソフト、アルファベット(google)、アマゾンなどのテクノロジー株から、JPモルガン、ウェルズファーゴなどの金融株など、幅広い分野の株で構成されているETFです。

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アメリカでも、日本でもかなり人気の銘柄と言えるでしょう!

 

日欧株(VEA)とは?

正式名称は、「バンガード・FTSE先進国市場(除く米国)ETF」です。

 

先ほどのVTIがアメリカ株だけで構成されているのに対して、VEAは日本、イギリス、カナダ、フランスといった、アメリカ以外の先進国の銘柄で構成されています。

 

VTIがテクノロジー株の構成が多かったのに対して、消費財や資本財の比率が多くなっています。

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VTI投資だと、アメリカへの1点投資になるため、分散投資の観点から取り入れられることが多い銘柄です。

 

新興国株(VWO)とは?

正式名称は、「バンガード・エマージング・マーケッツETF」です。 

 

新興国とついているだけあって、構成されている国は中国、台湾、インド、南アフリカなどの新興国が多くなっています。

 

構成銘柄はアメリカ株(VTI)と似ていて、金融、テクノロジー、消費者サービスが上位3つを占めています。

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分散しているように見えますが、中国、台湾の銘柄が50%くらいなので、中華系の銘柄が多いETFと言えます!

 

米国債券(AGG)とは?

正式名称が、「iシェアーズ・コア米国総合債券ETF」です。

 

構成されている債券は、格付けが「AAA」のものがほとんどで、「A」「BBB」の銘柄も少し入れることで、配当利回りを良くしている銘柄になります。

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値動きはかなり小さいですが、配当で稼いでいくような銘柄になります!

 

金(GLD)とは?

正式名称が、「SPDRゴールド・シェアETF」です。

 

米国、東証、メキシコ、香港、シンガポールに上場する金相場に連動することを目指しているETFになります。

 

将来的な成長性や配当を目的に買う銘柄ではなく、株価暴落時のリスクオフの時や、現物資産として買われることが多い銘柄です。

 

2018年10月の株価暴落の時に、利益が少し出ていることから、その性質が伺えます!

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不動産(IYR)とは?

正式名称は、「iシェアーズ米国不動産ETF」です。

 

その名の通り、米国の不動産(リート)の株式で構成されている銘柄です。

値動きがあまり大きくない銘柄で、先ほどのAGGなどのように、配当で利益を出していくような銘柄になります。 

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それぞれの値動きを見た結果「米国株VTI」「米国不動産IYR」の成績が圧倒的

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今回、チャートの年代がバラバラになってしまっていますが、リーマンショック後の2008年以降の上昇率で考えます。

(※一部の銘柄(VTI、VEA、VWO、AGG、IYR)では分配金が決まった期間で出ますが今回は検証に含めないこととします) 

 

検証結果の考察

このチャートの結果を見ると、2008年からの値上がり率で、

  • 米国株(VTI)→350%
  • 日欧株(VEA)→200%
  • 新興国株(VWO)→200%
  • 米国債券(AGG)→110%
  • 金(GLD)→150%
  • 不動産(IYR)→320%

つまり、ここ10年のチャートだけ見ると、米国株(VTI)と不動産(IYR)を買っていれば、一番利益率がよかった計算になります!

 

さらに、日欧株(VEA)、新興国株(VWO)に関しては、株式に投資しているのにも関わらず、直近の8年を見ると成長率が鈍いことが分かります。

これは不動産(IYR)にも言えます。

(リーマンショックからは回復しているが、そこからの成長率が微妙)

 

米国債券(AGG)はその役目通り安定した推移で、運用する額が大きいのであれば、しっかり配当で稼いでいけていると言えます。

 

金に関しては、思ったよりも値動きが激しいですが、リーマンショック後、景気が安定し始めた2012年ごろに、リスクテイクの動きが広がって下がっているような形ですね。

 

以上を踏まえると、特に資金の縛りがないのであれば、個人的には米国株(VTI)と米国債券(AGG)で構成できるとすごくパフォーマンスが良くなるのではないかなと思いました!

 

リスクとりたい人は、米国株(VTI)多め、とりたくない人は米国債券(AGG)多めという構成です!

分散は出来ていませんが、日欧株(VEA)や新興国株(VWO)を入れるメリットがあまり浮かびません。

(米国株が下がれば、これらの国の株も結局下がる)

 

結局、個別で米国株(VTI)買うのがパフォーマンスが良くなるのかなといったところです(笑)

信託報酬などの手数料も、ウェルスナビで買うよりは安いですからね。

 

ウェルスナビ構成銘柄検証まとめ

個別の銘柄で見ると、ウェルスナビの構成銘柄だと米国株(VTI)が過去から見ると、一番の利益率であることが分かりました。

 

一概に米国株(VTI)を買え!という訳ではないですが、過去の結果を見るに新興国株(VWO)などは右肩上がりの銘柄でもないので、構成銘柄に含めなくても良いのではないかと思ってしまいます。

 

次回は、各銘柄を実際に買うにはどのような方法があるか調べてみて、ウェルスナビと比べて優位性があるかどうが検証してみたいと思います!